キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
「俺の名前は、愁也。よろしくな?」
「私は、藍羅……刹神藍羅です。」
「刹神?刹神って、
日本企業代表するあの、刹神!?」
「う、うん。
でも私はあまり自分家がどれだけ凄いとか、
良く分からないんだけど」
苦笑している私に愁也は教えてくれた。
「それは言えてるな。俺も自分の家庭が
どれだけ凄いのかとか、分かんねーし(笑)」
それから、私達は次第に仲良くなって
私の人見知り性格も段々治っていき
少しずつ周りの人と話せるようになった。