キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
知り合ってから数ヶ月経った頃
愁也から告白されて、
それはもう、とても嬉しくて
即座に私達が付き合うことになったと
学校中に広まった。
そして、2年生に、進級した頃
私は、モデルにスカウトされ親の許可も貰い
正式にモデルとしての活動を始めた。
仕事が入ったときは毎日愁也は
私をスタジオまで送り迎えしてくれた。
何て幸せなんだろう。
このままずっと愁也と人生を共に歩きたい。
そう思い、愁也と人生を共にすることが
私の夢となった。
そんな幸せも、つかの間。
全てが思い通りにはいかず、夢は悪魔でも夢。
そう絶望を知らされた。