キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




《20分後》

急いで車を降り
入り口のすぐ傍に立っていた
1人の男性の肩を掴んで言った。

「あの!ここに如ら……………ぇ。」

「玲斗・・・。」

「誰、ですか?」

「やっぱり分からないか……」

「は?」

訳のわからぬ事を言い出す男性。

「藍羅なら入ってすぐ、
右の通路の突き当たりの部屋にいるよ」

俺は礼を言う前に走って中に入り
風咲のところに行った。
< 148 / 207 >

この作品をシェア

pagetop