キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




それだけ言うと、
男性は再び俺から遠ざかって
走って風咲を追った。

・・・待てよ?

『藍羅を救ってあげて』

『藍羅なら入ってすぐ、
右の通路の突き当たりの部屋にいるよ』

『君しかいないんだよ?』

まさか!

俺は男性の後を追った
< 152 / 207 >

この作品をシェア

pagetop