キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
「・・・しゅ、ゃ…?」
「ごめん。本当ごめん藍羅」
涙が出た。
初めて泣いた。“私”は・・・
「ぅ、嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ!!!
嫌だ!絶対違う。だ、だって私が・・・」
今以上にきつく抱き締められ
苦しいほど、壊れてしまいそーなほど
愁也は私を抱き締めた。
「違うんだ。藍羅が悪いんじゃない。
俺のせいなんだ。全部…。
全ては俺の責任だ。藍羅…本当にごめん!」
「ぅっ・・・うぅ~………………。」
「藍羅…。」
苦しかったよ。ずっと。
貴方が居なくて、寂しくて、辛くて
もう未来が見えなかった。
死んでしまいたいほどだったよ。
でも・・・
「藍羅」