キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
「ぁ。風咲、これ印刷し忘れらしくて クラスの人数分コピーしてくれってさ」
すぐに、この場を去りたかった俺は
適当に頼まれてもいないことを
口に出していた。
「そーなの?聞いてなかった…」
「先生今さっき思い出したみたいだから 仕方ないよ。じゃぁ、印刷しに行こうか」
「うん」
そして俺は何とか周りの男子達を避けて
風咲と一緒に印刷室に向かった。
風咲本人は、あいつらに
『また次の時手伝って?』って、
謝罪してたみたいだけど。次もないぜ…
だって、その場で次も俺がやるから(笑)