キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
傍にいて…
─ 愁也side ─
「おかえりなさいませ、愁也お坊っちゃま」
「いい加減‘お坊っちゃま’はやめてくれよ(笑)
・・・ただいま。」
そう言って俺は、微笑んだ。
そして、俺がお姫様だっこ?をしていた
藍羅を見て井上さんが口を開いた。
「妃之羅様?」
「ぁあ、藍羅は寝てるんだ。
それより、いまだにみんなして
‘妃之羅’の名前呼んでんの?」
「はい。ご主人様もそう呼んでおられます」
「そっか。」