キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




「わっΣ ・・・ったく、
藍羅は相変わらずだなぁー。」

そー言って私を優しく抱き締めて
頭を撫でてくれた。

「会いたかった。」

「うん。・・・俺もだよ」

「愁也・・・」

そう言って私の瞳から再び涙が溢れた。

「ったくー。まーた泣いて(笑)」

「だってぇ・・・」

「藍羅…顔上げて?」

そう言って愁也は、私の顔を上に向かせると、
そのまま私にキスをしてきた。
< 165 / 207 >

この作品をシェア

pagetop