キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
久しぶりの愁也のキスは
とびっきり優しいものだった。
互いの存在を確かめるかのように
私たちは何度となく名前を呼び合った。
愁也は、私を抱き締めて
私も、それに答えるかのように
愁也に思い切り抱き着いた。
そのまま、私達二人は深い眠りについた。
お互い手を繋いで・・・
あの、思い出の日向ぼっこをした
窓際の二人掛けソファー。
絶対に離さない。
離したくもない。
愛してるよ愁也。
この世で一番、あなたを愛しています。
どうか、この思いが届きますように。
そんな願いを胸に、
私は再び夢の世界へ飛び立った。