キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




目覚めた時には

いつも必ず隣にいたあなたが

私の未来を照らしてくれる。

そぅ、まるで太陽みたいな存在でした。

何も見えない真っ白の中、

またいつものように私を迎えに来てくれる。

ほら、そこで手を差し伸べている一人の人影。

それはきっとあなたの温かい手で…

私はその手を強く握った。

・・・違う。

この手はあなたの手じゃない。

でも、あなたとはまた別の

優しい温もりを感じた。

じゃぁ………一体この手は誰の手なの?
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