キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
「最近ひのたん無断で
学園も撮影も休んでるんだもん。
李呂、すっごい心配したんだからー!
何度も電話かけたのに、出ないし…」
少し拗ねる李呂は
相変わらず可愛くて…
「ごめんね?
ちょっとイロイロあってさ。」
「うん、分かるよ」
「え?」
「ひのたんの事だから、
きっと事情があるんだろーなーって。
李呂、ひのたん大好きだから分かるの!
テレパシーってやつ?(笑)」
「ぷっ…あははははは(笑)」
そして、私は思い切り吹き出してしまった。
「ちょっとー!笑いすぎだってば!」
「ごめんごめん。・・・ありがと…」
私は笑いすぎてだろうか、
瞳から涙が出てきた。
でも、この涙は、面白泣きもあるけど
ちょっと安心感を持った事でもあった。