キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




それからの私は、
今まで通りの私で、
無意識に愁也に拘る事を忘れていた。

時間というものはとても早いもので
気が付けば、愁也が出て行ってから
2時間は普通に過ぎていた。

「そーいえばひのたん、
いつ頃に学園と撮影戻れるのー?」

「ぅーん、分かんない………」

昔みたいな生活に戻れれば
私は、もうそれ以上の事は望まない。

だから・・・

「ぁあ〜〜〜〜〜Σ」
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