キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




何年ぶりだろう。
自分の、名前も家柄も権力も
全て捨てて………

私は家族を放棄した。

そう………帰ってきたんだ。



私は・・・



2年前に飛び出したあの家に…。



正面口の大きな門に立て掛けられたモノ。

そこには記されていた文字は



『刹神財閥家』
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