キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




「んだと、貴様!!!」

1人の男子が立ち上がり
いかにも殴ろうとしていた
男子の右手を仲間が素早く掴んだ。

「おい、待て・・・。
こいつ良く見れば女じゃねーか」

「どーせなら、売られた喧嘩を買う前に
気持ちよく遊んであげよーじゃん♪」

「それはこっちとしても好都合じゃ~ん」

そう言うと、一斉に不良男子の2人が
急に妃之羅の両腕を掴んだ。

「お姉さん、期待に応えて
楽しい事してあげるよ」

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