キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




そして不良達は一気に襲いかかり
妃之羅の服に手を掛けた瞬間

─────バンッ...グイ...ドンッ

妃之羅は両側で自分の腕を押さえる
男子2人の足に
自分の足を引っ掛け転ばせた。

さらに、
自分に触れようとした奴の腕を掴み、
そのまま回し蹴りを喰らわせた。

「触んな変態。」

「ってぇ~・・・貴様ぁ」

「ハハッ・・・上等じゃねぇか
泣きわめいて帰れねーよにしてやるよ」

─────グイッ...バキッ...ゴンッ

「お前らがさっさと帰れっつってんだよ!」

─────バンッ




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