キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ

揺れない心と罪償い





ビックリした。
いきなり告白されるなんて!

「・・・にしても、麻乃雲君って
あんなに大胆だったっけ?(笑)」

意外に大胆発言してきたし、
まぁいくら何と言われようと
私の気持ちは変わらないもん!

「愁也だけは、特別なんだ」

そう。特別……………………。
かけがえのない大切な人。

「でも、告白されたのが
愁也の目の前でなんて、
余計に無理に決まってるのに」

そう一人でブツブツ呟きながら
夜道を歩いて家まで帰る。

なるべく人通りの少ない路地裏通りを…。
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