キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
・・・麻乃雲玲斗。
如月翔社長率いる、会社を
受け継いだ麻乃雲魁人社長の息子。
その息子である、麻乃雲玲斗から告白された。
しかし私なんかが、どうして…。
もしあの時、私が
OKしていたら、私、風咲妃之羅として…
愁也を裏切る事になる。
その裏切る事を恐れている訳じゃない。
ただ・・・せめて、
貴方の他界の原因である私の罪償いとして、
貴方の事を好きでいる資格が欲しい。
だから………………
私に“嫌い”と言う罰が下るまで
どうか貴方の…愁也の事を
好きでいさせて下さい。