キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ
「で?結局昨日どーしたの?」
「ぁあ!ちょっと近くのコンビニまで
行ってただけだよ」
「でも、私安静にしてないと
駄目って行ったでしょ?それに
欲しいものあるなら言って、とも言ったし」
「ごめんごめん、迷惑かけられないと思って」
そう、李呂は私の本当の家庭、
つまり愁也の事や、如月財閥との関係の事
すべてにおいて知らないから
昨日の墓参りだなんて、
とてもじゃないけど言えないよ。