キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ

麻乃雲会社記念パーティー





着いた場所は、
いかにも高級感溢れる
麻乃雲財閥が、経営するホテルだった。

私が到着したのが分かったのか、
慌ててホテルの入り口まで
走ってきた井上さん。

「お待ちしておりました、妃之羅様!」

「井上さん。こんにちは」

「では、まずお支度させて頂きますので
案内させて頂きます」

そう笑顔で言われ案内された部屋。

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