キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




たくさんの、きらびやかに光る
様々なドレスがズラリと並んだ一室。

撮影の時以上に緊張感が出る。

「妃之羅様には・・・
どれが似合うかしらぁ~。」

「こちらは、どうでしょうか?」

「いえ、こちらでしょう」

何て…メイクさんや、ヘアリストさん
みんなしてまでそんな私の為に・・・。
何だか申し訳ない。

そう心のなかで手を合わせて謝った。
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