キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




「・・・はい」

自然と笑みがこぼれる。
懐かしいな。
昔の楽しかった記憶が今まさに思い出す。
それと同時に、嫌な記憶も甦る。

「思い出のドレスですもんね。
こちらにしますか?」

「いえ!今回は他のを着てみたいです。」

そう両手を合わせて満面の笑顔で言った。

決して、このドレスを
着たくない訳じゃないんだ。
それに、今回は悪魔でも翔お父様の頼み。
招待されただけであって、
私が自分で選ぶ訳にもいかない。
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