キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




「玲斗。」

「あ。父さん・・・」

麻乃雲魁人社長が演説が終わったのか
私の所にいた、麻乃雲君の隣に立つ。

「こちらのお嬢さんは?」

そう言って私に視線を向ける。

「あ。私………………」

「私の娘ですよ」

・・・え?

「翔お父様!?」

そう、急に私の背後から
会話に割り込んできた。

演説の打ち合わせは終わったのかな?
・・・じゃ、なくてーーー!!!

「あの、翔お父様?私は・・・」
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