1. 君色-the great blue yonder-
菜緒の席はラッキーな事に一番後ろの窓側。
何か微妙についてる・・・かも?
ほんと、それだけで嬉しかった。
今まで名字順で結構前らへんに座ることが多かったから。
そして授業なんて詰らないから妄想に耽る菜緒はいっつも先生に怒られてた。
何処に行っても変わらない。
奈緒は唯前の学校と同じ様に唯妄想に耽っていた。
そしたら、
『・・・おい、菜緒。鉛筆貸してクンね?』
隣の先の子がいきなり話しかけてきた。
って、え・・・?
何で名前知ってるの?
「何?何で名前なんか知ってるの?」
思った事口にしただけなのに、いきなり相手は噴出した・・・
は・・・?
何、この人?
『お前、教壇のとこで自分で名前言ってたじゃん。もしかて忘れたのかよ?』
名前言った?
いつ?
「緊張してたから覚えてない・・・んだと思う・・・かな?」
相手はもっと噴出してしまった。
頭に来るなぁ!
『菜緒、あんた超天然系?!俺は西川俊介。俊でいいから!よろしくな。』
超天然?!
言われるの初めてじゃ無いけど、初対面の人に言われるとムカつく。
でも、この人。
悪い人ではなさそう・・・
やっぱ、良い人・・・なのかな?
「う・・・うん。よろしくね、西川・・・じゃなくてしゅ・・・ん?」
いきなり呼び捨て・・・でいいのかな?
何故か顔が赤く染まる。
『菜緒・・・顔赤い。もしかして照れてる!?』
「は?普通に照れてないから!っていじらないでよ!もう・・・」
『ごめん・・・だって何か可愛いんだもん。』
は・・・?
「菜緒が可愛い?あ・・・菜緒もしかして又いじられてる?」
『は?いや、いじってねぇから!』
目の前で慌てる俊は如何見ても怪しげだった。
やっぱり菜緒、絶対いじられてるな・・・
「嘘吐き・・・」
菜緒はすねた真似をした。
でも何か良く分からない。
こんな風に楽に誰かと話せたのって高校に入って初めてな気がする。
何か良く分からないけど、楽しいな。
何か微妙についてる・・・かも?
ほんと、それだけで嬉しかった。
今まで名字順で結構前らへんに座ることが多かったから。
そして授業なんて詰らないから妄想に耽る菜緒はいっつも先生に怒られてた。
何処に行っても変わらない。
奈緒は唯前の学校と同じ様に唯妄想に耽っていた。
そしたら、
『・・・おい、菜緒。鉛筆貸してクンね?』
隣の先の子がいきなり話しかけてきた。
って、え・・・?
何で名前知ってるの?
「何?何で名前なんか知ってるの?」
思った事口にしただけなのに、いきなり相手は噴出した・・・
は・・・?
何、この人?
『お前、教壇のとこで自分で名前言ってたじゃん。もしかて忘れたのかよ?』
名前言った?
いつ?
「緊張してたから覚えてない・・・んだと思う・・・かな?」
相手はもっと噴出してしまった。
頭に来るなぁ!
『菜緒、あんた超天然系?!俺は西川俊介。俊でいいから!よろしくな。』
超天然?!
言われるの初めてじゃ無いけど、初対面の人に言われるとムカつく。
でも、この人。
悪い人ではなさそう・・・
やっぱ、良い人・・・なのかな?
「う・・・うん。よろしくね、西川・・・じゃなくてしゅ・・・ん?」
いきなり呼び捨て・・・でいいのかな?
何故か顔が赤く染まる。
『菜緒・・・顔赤い。もしかして照れてる!?』
「は?普通に照れてないから!っていじらないでよ!もう・・・」
『ごめん・・・だって何か可愛いんだもん。』
は・・・?
「菜緒が可愛い?あ・・・菜緒もしかして又いじられてる?」
『は?いや、いじってねぇから!』
目の前で慌てる俊は如何見ても怪しげだった。
やっぱり菜緒、絶対いじられてるな・・・
「嘘吐き・・・」
菜緒はすねた真似をした。
でも何か良く分からない。
こんな風に楽に誰かと話せたのって高校に入って初めてな気がする。
何か良く分からないけど、楽しいな。