初恋恋愛記




「私がもっと早く姉さんを止めていたら…、こんな事にはならなかったかもしれない!…っ…ごっ…ごめんね?詩音ちゃん…。




そして…、ありがとう。」








おじさんは泣いていた。大きな背中を丸めて、 震えていた。








「姉さんと一緒にいてくれてありがとうっ」て、何度も何度もありがとうを聞きながら…、














私は、お母さんが死んでしまってから始めて泣いたんだ___。








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