初恋恋愛記
「マジでっ⁉じゃあ俺んち来いよっ!」
「えっ、いいのか?」
「もちろんだしっ‼よしっ!行こうぜっ‼」
そんなこんなで奏弥んちに世話になって、
高校決まってから一人暮らし始めた。
奏弥だけは、俺の過去を聞いても普通に接してくれた。
家出の理由を聞いても「まぁ、いいんじゃん!」で済ませてくれた。
俺的には、可哀想って同情されるより普通にしてくれた方が良い。
「仲直りしろ」って言われるより気持ちが落ち着くまでそっとしといてくれた方がよかった。