初恋恋愛記
陸斗side
まさか、ばれてた?
…マジかよ、
まぁ、もう奏弥がばらしちまったからいいか、
「えーっと、改めて園田陸斗だ。
…よろしく。…?」
「…へぇ〜、プリンスそんな口調だったんだっ!」
「あぁ、まぁな。」
「なぁにクールぶってんだよっ!」
「ぶってねぇよ!」
なんて言って笑いあっている
園田君と矢東君。
「えっと、ではよろしくお願いします。
園田君。矢東君。」
「えぇ‼奏弥と陸斗でいいよっ⁉
えーっと、呼び捨てでいい?」
私とさくらを見て聞いてくる。
「私は構いませんよ?
…奏弥…君、陸斗君。」
ニコッと笑って答える。
「あたしもいいよっ!
よろしくねっ?えーっと、…奏弥!陸斗!」
「おぅ!つか、結局詩音は君ずけかいっ!」
「まぁ、とりあえずアドレス交換しねぇ?」
という陸斗君の提案で交換して、
その日は、適当にまわって解散した。