初恋恋愛記




「えっと、ごめんね?俺ら彼女いるから。」







さらっと嘘を言ったのは陸斗君。
そのままスタスタと歩き出してしまう。






「あ、ごめんなさい。声かけてくれてありがとうございます!」





ペコっと頭を下げてから、ちょっと微笑んで、陸斗君の後を追う。








後ろでまわりの女の子達が真っ赤になっていた事なんて私が知るはずもない。









「びっくりしました。声かけられたのなんて始めてです。」






「ははっ!お前普段目立たないもんな!」






むぅ





「失礼ですっ‼」




「ほんとだろ?」




「うっ」






そんな話をしていると、とうとう着いてしまった…














お化け屋敷に…、





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