水色のストーリー
「どう思うって……
別に好きでも嫌いでも……
普通っスかね」
俺は、
女部長のいきなりの質問に、
所々タジタジとなった。
「嫌いでは、ないのね?」
尚も先輩は聞く。
「……まぁ、
他の人みたいに俺に付きまとわなくて、
いいですけど……」
俺が言うと、先輩はにっこりとして、
俺の顔から遠ざかった。
「そ。ならいいや」
そのまま先輩は、
練習へと戻って行く。
……
……なんだったんだ……?