水色のストーリー
今日は部屋を片付け。
初めて瞳を家に招き入れる。
もう付き合って1ヶ月。
でも……
手をつなぐ以上の事はしていない。
思春期の男にとって、
これは大問題だ。
だから今日は、
段飛ばしで行こうとしている。
瞳はかなりガードが堅い。
いかに彼女をリラックスさせるか……
俺は、
シュミレーションすることにした。
俺……カッコ悪ぃ……
やっぱり、
シュミレーションなんか、
するんじゃなかった。
自分の部屋のティッシュを
使うのはもったいないから、
トイレへと向かった。
瞳が来るまであと30分ある。
まだ間に合うだろう。
そう思い、
俺はトイレへと向かった。