俺様社長は左手で愛を囁く
5.オトシモノ
仕事が終わり、
後片付けをしていると、
いつものように、
翔が私を迎えにきた。
「相変わらずまた仕事か?」
溜息交じりに言われ、
ちょっぴり微笑む。
・・・
「翔こそ、
仕事で疲れてるでしょう?
毎日迎えに来てくれなくていいのよ?」
「オレは別に疲れる事はない。
冬美の方が心配だ。こうやって迎えに来ないと、
いつまでも仕事をしてるだろ?」
そう言いながら、
私のカバンを持った翔。
・・・その時、
私のカバンから手帳が落ちた。
・・・
その中の写真に、
翔は釘付けになる・・・
「…翔」
「…これが先輩?」
「・・・」
私は黙って頷いた。
後片付けをしていると、
いつものように、
翔が私を迎えにきた。
「相変わらずまた仕事か?」
溜息交じりに言われ、
ちょっぴり微笑む。
・・・
「翔こそ、
仕事で疲れてるでしょう?
毎日迎えに来てくれなくていいのよ?」
「オレは別に疲れる事はない。
冬美の方が心配だ。こうやって迎えに来ないと、
いつまでも仕事をしてるだろ?」
そう言いながら、
私のカバンを持った翔。
・・・その時、
私のカバンから手帳が落ちた。
・・・
その中の写真に、
翔は釘付けになる・・・
「…翔」
「…これが先輩?」
「・・・」
私は黙って頷いた。