俺様社長は左手で愛を囁く
「オトシモノッテ?」

・・・

「オトシモノは、

私の心です・・・

貴女の所に、私の心を

置いてきてしまっていた」



「・・・」



「貴女の事が、

忘れられないのです…

貴女の顔が目に焼き付いて、

離れない・・・

貴女が恋しくて・・・

夜も眠れない・・・」



その言葉が、

心に突き刺さる。


「私は、

私には‥‥

翔が・・・・」



「そんな事は分かってます・・・

神宮寺社長が愛するただ一人の女性だって事。

それでも、貴女が欲しい・・・

貴女をここから連れ去ってしまいたい」


「…ダメ!」
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