俺様社長は左手で愛を囁く

秀明side

・・・

突然の知らない番号。

それに出てみると、

相手は冬美の友人だと言う。

・・・

話がしたいから、

今度会えないかと聞かれ、

日曜日に会う約束を交わした。

・・・

そしてその日曜。

オレはとある喫茶店で二人を待った。

・・・

冬美が先に目に留まり、

横には、この間の友人美香と言うこだろうか。

その子と二人で、

こちらに向かってきた。

・・・

「初めまして」

「…初めまして。お話しとは一体、

何でしょうか?」

・・・

オレの問いかけに、

美香は怒った顔で、

冬美と翔が別れた事を聞かされた。

・・・

オレには都合のいい事だったが、

もう一つの話しには、

耳を疑った。
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