俺様社長は左手で愛を囁く
「選ばなきゃ、いけないのよね?」


「そうだ・・・

仕事をしてる冬美は好きだ。

だが、

少しでも長く、

冬美といたいと言う気持ちの方が、

今は大きい。

オレの目の届く所に、いてほしい」

・・・

翔の言葉を聞き、

どうやら答えは一つのようだ。

・・・

「答える前に、一つ聞いてもいい?」

「・・・なんだ?」



「私がどちらかを選ぶと、

もう一つは何もなくなると言う事?」


「…それは冬美次第・・・かな」


・・・結婚か。

・・・仕事か。


…私が、選んだのは。
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