俺様社長は左手で愛を囁く
…後は、

冬美と結婚し、

可愛い子供作るだけだが、

仕事が忙しくて、

その話がなかなか前に進まない。

・・・

さて、どうしたものか?

・・・

こうやって悩んでる最中に、

またしても仕事が舞い込む。

社長として、これほどありがたい事はない。

だが、

少しくらい時間が欲しいものだ。

・・・

「…どうした?」

「前から進んでいた広告のモデルが、

急病の為、ドタキャンになりまして…

今急いで別のモデルを探してるのですが、

人気のありモデルはやはり、

忙しい人たちばかりで・・・」

困惑の表情で、綾野が言った。

・・・

「…綾野、その手に持ってるのは?」

「あ、いえ・・・この子もモデルなんですが、

新人で、名前も知られていません・・・

こんな子を使っても、宣伝になるかどうか」


「ちょっと、見せてみろ」
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