俺様社長は左手で愛を囁く
綾野side
自分の心にふたをして、
好きだと言う気持ちを、
今まで必死に抑えてきた。
・・・
尊敬する社長だから。
冬美を想う気持ちは本物だと思ったから。
社長と冬美なら、
必ず幸せになれると確信したから。
それなのに・・・
・・・
今、目の前で
なりふり構わず泣き崩れ、
今にも倒れてしまうんじゃないかと思うほど、
傷ついた彼女。
そんな彼女を見ていたら、
抱きしめずにはいられなかった。
・・・
心のふたが外れ、
一気に思いが溢れ出した。
不幸せなら、
オレがこの手で幸せにする。
好きだと言う気持ちを、
今まで必死に抑えてきた。
・・・
尊敬する社長だから。
冬美を想う気持ちは本物だと思ったから。
社長と冬美なら、
必ず幸せになれると確信したから。
それなのに・・・
・・・
今、目の前で
なりふり構わず泣き崩れ、
今にも倒れてしまうんじゃないかと思うほど、
傷ついた彼女。
そんな彼女を見ていたら、
抱きしめずにはいられなかった。
・・・
心のふたが外れ、
一気に思いが溢れ出した。
不幸せなら、
オレがこの手で幸せにする。