俺様社長は左手で愛を囁く
「ほら、そんなところで突っ立ってないで、

早く行くぞ」

・・・

言葉は強引、

でも一つ一つのしぐさは、

とても優しい翔。

・・・

色んなギャップに、

私は戸惑い、でもどこか嬉しくて、

変な気分だった。

・・・

・・・

間もなくして着いた寮。

私の住んでる部屋は最上階。

30歳ともなると、お局級・・・

部屋は少し豪華で、

私一人しかいない階でもあった。

・・・

そのおかげで、

誰に会う事もなく、部屋に入った。

私が逃げないようにか、

翔はずっとついてくる。

ここまで来たら、

逃げも隠れもしないのに。

・・・

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