俺様社長は左手で愛を囁く
「加藤さんも、

それなりに気が付いてるだろ?

気を聞かせてくれる」


・・・

ぅ~・・・

やっぱり、無理よ。

・・・


「私は翔に抱かれる気はないわ」



「その減らず口を、

今すぐ直してやる」



「も‥翔…ダメ」

・・・

どんなに抵抗しても、

翔は行為をどんどん進めていく。


「私には好きな人がいるって・・」


潤んだ瞳でそう訴えた。


「冬美の心の中を、

オレで一杯にさせる・・・

オレは世界で一番、お前を愛してる」


あの時のように、

私を愛おしい目で見つめる翔。

その目に囚われ、

私は動けなくなる…
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