俺様社長は左手で愛を囁く

冬美side

・・・

この気持ちは、

好きと言う感情…

そしてそれは紛れもなく、

私は翔を好きだと言うしるし。

・・・

私は、

翔の事を、

好きになってしまった。

・・・

彼を知れば、

誰もが、

彼を好きになるのもうなずける。

・・・

散々嫌っていたはずなのに、

今では、

彼を好きだと言えてしまう自分がいる。

・・・

先輩の事を忘れたわけじゃない。

忘れたりなんかしない・・・

・・・

先輩を想い続け10年。

こもっていた殻を、

破る時が来たのかもしれない。

・・・

でもその勇気が、

まだでない・・・
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