〜Story of one day〜
「嫌よ。別れない。櫂が離れていくなら私、また彼と不倫関係戻るかもしれないよ」




「・・・それはやめてほしい。でも俺はお前とこれ以上は付き合えない」




「最初からこうすれば良かった」




肩を掴まれ、強引に唇を押し付けられる。




「我慢なんてする必要ないのよ」




そしてまた唇を押し付けられ俺に跨る。
無理矢理ねじ込まれる動くもの。
どんどんと俺の上で茉央は服を脱ぐ。




見たくない。
触れたくないのに体は正直だ。




俺だって男。
もう限界だった。




何もかも忘れた。
佑衣ちゃんへの気持ちも。




その一瞬だけは目の前にある欲望だけを
ただ果たすだけ。




俺は茉央をめちゃくちゃにした。




我に返ると自分のしたことに興ざめした。




俺、何したんだ。
なんでなんで?





何、やってんだよ俺。
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