〜Story of one day〜
「颯太って好きな子がいるみたい。しかもね。なんとその子しか名前で呼ばないんだって」
「それって恵美香のことだよね」
「えーっ恵美香しか呼んでないのかな?だとしたら恵美香嬉しい。恵美香も颯太好きなんだよね」
何気無い会話が耳に入ってきた。好きな子しか名前で呼ばない。
私のことは「風」名前でもない。勝手に付けられたあだ名。
確かにモテるけど名前で呼ぶのはあの子だけ。ほんとに?笠井くんはあの子が好きなの?
やだよ。他の人のものにならないで。
あたし、笠井くんに告白する。
神様、おねがい。
あの爽やかな風はあたしだけのものにしてください。
「それって恵美香のことだよね」
「えーっ恵美香しか呼んでないのかな?だとしたら恵美香嬉しい。恵美香も颯太好きなんだよね」
何気無い会話が耳に入ってきた。好きな子しか名前で呼ばない。
私のことは「風」名前でもない。勝手に付けられたあだ名。
確かにモテるけど名前で呼ぶのはあの子だけ。ほんとに?笠井くんはあの子が好きなの?
やだよ。他の人のものにならないで。
あたし、笠井くんに告白する。
神様、おねがい。
あの爽やかな風はあたしだけのものにしてください。