俺様と闘う私『一部・完』
このままこの母に付き合い続けることは、自分にとってプラスと思えない。
「と、とにかく! 今日は帰りませんからっっ!」
言い逃げすることにした。
自分の部屋に戻ると、またしてもどんな服装で行けばいいのやら……と思案する。
「もう、どうでもいいのに」
ぼやきながら箪笥の中を眺めて、ため息が出た。
どうして私が志貴なんかの為に悩まなきゃいけないんだろう。
憂鬱になりながら着替えを手にした。
――――――
結局、無難な感じでGパンにキャミを着て、カーディガンを羽織ってでかけた。
もちろん片手には2日分のヤクルト。
明日は取りに帰れないから、2日分持ってくことは許されるだろう。
なんだか気分が乗らないけれど、もうここまできたら後には引けないわけで……
重い足を引きずりながら私は悪の帝国へ向かう主人公のごとく、勇ましい足取りで奴のマンションへと向かった。
「と、とにかく! 今日は帰りませんからっっ!」
言い逃げすることにした。
自分の部屋に戻ると、またしてもどんな服装で行けばいいのやら……と思案する。
「もう、どうでもいいのに」
ぼやきながら箪笥の中を眺めて、ため息が出た。
どうして私が志貴なんかの為に悩まなきゃいけないんだろう。
憂鬱になりながら着替えを手にした。
――――――
結局、無難な感じでGパンにキャミを着て、カーディガンを羽織ってでかけた。
もちろん片手には2日分のヤクルト。
明日は取りに帰れないから、2日分持ってくことは許されるだろう。
なんだか気分が乗らないけれど、もうここまできたら後には引けないわけで……
重い足を引きずりながら私は悪の帝国へ向かう主人公のごとく、勇ましい足取りで奴のマンションへと向かった。