俺様と闘う私『一部・完』
「はぁぁー」
思わず出たため息。
怒らせたりするわけじゃないんだけど、やっぱり感じる。
この人と志貴は、間違いなく姉弟ということを……
「どうしたの? 理香ちゃん。ため息は女の子にとって禁止事項よ」
ルンルンと聞こえてきそうなほど、楽しそうに私の背中を泥だらけにしてくれている麗華さん。
私はもう何の抵抗も覚えず
「お願い、します」
顔を合わせられないままに言った。
「まぁかせなさいっ」
初めて会った人だけれど、顔を見なくても分かるほど喜びを感じているのが分かる返事が返ってきた。
思わず出たため息。
怒らせたりするわけじゃないんだけど、やっぱり感じる。
この人と志貴は、間違いなく姉弟ということを……
「どうしたの? 理香ちゃん。ため息は女の子にとって禁止事項よ」
ルンルンと聞こえてきそうなほど、楽しそうに私の背中を泥だらけにしてくれている麗華さん。
私はもう何の抵抗も覚えず
「お願い、します」
顔を合わせられないままに言った。
「まぁかせなさいっ」
初めて会った人だけれど、顔を見なくても分かるほど喜びを感じているのが分かる返事が返ってきた。