闇と光 弍
黒い影


ーーそれは、突然だった。

ブーブー

私達が倉庫に帰ってる途中、私のケータイが鳴った。

見ると……。
ウソ…なんで…?

「誰から?」

なかなか出ない私を不思議に思ったのか、流星が聞いてきた。

「ううん。ごめん、先行ってて」

私は、流星にそう言って少し離れた。

< 141 / 369 >

この作品をシェア

pagetop