闇と光 弍


「愛莉!!」

愛しい人の声が聞こえた。

「りゅ、せ…?」

なんで、ここにいるの?

「お前約束破ってんじゃねぇよ。
なに勝手に俺の前からいなくなってんだよ。
傍にいるって…離れねぇって言ったじゃねぇか。
約束、守れよ…。破んなよ…」

私は、流星から目を逸らした。

見たらダメだ…。
聞いたらダメ…。

わかってるのに、動けない…。

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