闇と光 弍


「元気だったか…?」

俺の質問に、椎は少し間をあけ

「愛莉ちゃん……お前と一緒で笑えてなかった…」

「笑うってこと、忘れてると思う…」

愛莉…。

「流星、お前はホントにこのままでいいのか?」

「愛莉は、俺じゃなくて小野田の方を選んだんだ…」

しゃーねぇだろ…。

< 286 / 369 >

この作品をシェア

pagetop