闇と光 弍
「そっか。
だってよ。赤城も大翔もそこにいんだろ?
入ってこいよ」
和希がそう言うと、ドアが開いて流星と大翔が中に入ってきた。
「えっ?いつからいたの?」
「最初からいたよな?」
和希の言葉に、二人は頷いた。
全然気づかなかった…。
「…赤城…。お前にタイマンを申し込む」
「望むところだ。俺も今日そのつもりで来たしな」
えっ?タイマン?
「愛莉も来い」
私は、和希と一緒に二人の後に付いていった。