闇と光 弍


「そっか。


だってよ。赤城も大翔もそこにいんだろ?
入ってこいよ」


和希がそう言うと、ドアが開いて流星と大翔が中に入ってきた。

「えっ?いつからいたの?」

「最初からいたよな?」

和希の言葉に、二人は頷いた。

全然気づかなかった…。


「…赤城…。お前にタイマンを申し込む」

「望むところだ。俺も今日そのつもりで来たしな」

えっ?タイマン?

「愛莉も来い」

私は、和希と一緒に二人の後に付いていった。

< 290 / 369 >

この作品をシェア

pagetop