闇と光 弍

「ごめんね。話それだけなんだ」

「そっか」

私たちは、それだけ交わすと倉庫に戻った。

「あ、それとあと一つ。これからも、あいつと変わらず仲良くしてあげてくれないかな?」

「え?」

「まぁ、口は悪いけど良い奴だしさ」

わかってるょ。
和希が、ホントは優しいこと。

「もちろん!」

私の答えに、和真は満足そうに笑って

「ありがと!」

そう言ってきた。

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