闇と光 弍


倉庫に戻ると、和希と目が合った。

けど、すぐに逸らされた。

「はぁ…」

「愛莉、あいつとなに話してたんだ?」

「ううん、大した話じゃないよ」

こういうのって、あんまりベラベラ喋らない方がいいよね。

「そうか。まぁ、詳しくは聞かねぇけど、なんかあったらすぐ言えよ?」

「ありがと、流星」

私の言葉に、流星はニコリと笑った。

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