闇と光 弍
「なに泣いてんだよ!」
そう言ったのは、大翔だった。
「な、泣いてねえよ!」
焦ったように流星は言った。
そんな二人のやり取りをみんな微笑みながら眺めていた。
こうやって、流星と大翔が仲良さげに話してるのを見るのは、凄く嬉しい!
「よし!じゃ、流星の誕生日会始めるか!」
椎のその一言で、みんなワイワイ騒ぎだした。
流星は、翼たちに囲まれて楽しそうに会話してる。
私は、そんな流星の姿を見ながらある所へ向かった。