闇と光 弍
「愛莉ちゃん…。
俺、愛莉ちゃんの支えになりたい。
だから…無理かな?」
楠と、付き合ったら忘れられるのかな…?
あんな、辛い思いしなくて、いいのかな…?
「…私、まだ流星のことすぐに忘れる事は出来ないよ?」
「俺が、忘れさせてやる」
「好きに、ならないかもしれないよ…?」
「俺が、好きにさせてやる」
「…流星の代わりかも、しれないんだよ…?」
「それでも、いい」
楠は、しっかりと、真っ直ぐに私を捉え言った。